【SHORT TRIP】第5回>>> メニューページに戻る Erddigに行こう!
お屋敷が建てられたのは17世紀末のこと。まずJoshua Edisburyという人が着工しましたが,途中で破産したため,一時期の家主不在を経て,John Mellerという裕福な弁護士に買われます。この人が今も残る素晴らしい家具の数々を屋敷に入れたのですが,子供がなかった為,妹の息子Simon Yorke 1世が継ぎ,その後1973年にNTへ委ねられるまで約2世紀半の間,Yorke家の人々によって守られてきました。 Yorke家の人々は代々古いものを慈しむ傾向があったようで,屋敷のつくりも家具も18,19世紀の雰囲気がよく残されています。ただ第二次世界大戦後は多くの屋敷がそうであったように,使用人もいなくなり,荒れ放題であったのをNTが修復し,現在に至っています。大貴族の屋敷という訳ではありませんが,品の良い上質の調度品が多く,慎み深く教養のある田舎のジェントリ(紳士階級)の家という感じでとても好感が持てます。 庭はフォーマルガーデンが中心となり,奥の池にはオオバンが巣を作って卵を産んでいました。巡らされたレンガの壁にはリンゴや梨の果樹が垣根仕立てで育てられ,壁の前には美しい草花の植え込みがあります。入口付近ではヴィクトリア朝のグラスハウス(温室)をみることもできます。明るく,手入れが行き届き, 好天とも相まって大変心地よく散策できました。
Cardiff からだとShrewsbury経由で1〜2回休みを入れて車で片道3時間半くらいでしょうか。車がないと不便ですが,Wrexhamの駅から2〜3km歩けば着きます(Footpathもあるようです)。 なんとか日帰りできる距離ですが,近くには前回紹介したPowis Castle, 同じくNTのChirk Castle,チューダー様式の家々が美しいChesterの町など見所も多く, 1泊2日はかけてまわりたいところです。詳しくは下記でご確認ください。 National Trust : http://www.nationaltrust.org.uk/ Traveline : http://www.traveline-cymru.org.uk/ (狩野 記) |