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第17回 田中 健太郎さん こんにちは


1イギリスの滞在期間

 1993年から1998年、学年で言うと小学二年生から六年生までの五年間補習校にお世話になりました。カーディフのセントメロンズに住んでいました。

 2 帰国してから    


 
小学6年生の3学期に日本の小学校に転入し、程なくして全く泣けない卒業式を迎えました。そして、地元愛知の中学校へ進学。
Britainに住んでいたのでブリちゃんというあだ名で親しまれました。 そのまま、地元の愛知県立一宮高等学校に進学。文化祭、体育祭や予餞会など、行事がとても盛り上がる高校でした。最高の高校生活を謳歌して、やがて高三になり、受験を考える時期を迎えました。将来弁護士になりたいという夢と、得意な数学と英語の配点が高いという理由で、京都大学の法学部の受験を決めました。帰国してからたいぶ年数が経っていたので、帰国子女枠ではなく一般受験だったのですが、受験の時に英語を全く勉強しなくて済んだのは大いに助かりました。イギリスに住んでいて良かったなぁ、と一番強く思ったのもこの時です。そして志望通りの大学に合格し、念願の一人暮らしが始まりました。親の監視の下を離れ、羽を伸ばして、好きな時に起き、好きな時に食べ、を繰り返していたら3年間で15キロも太り、もう羽を伸ばしても飛べない体になってしまいました。またアルバイトに熱中し過ぎて、勉強もほどほどにやっていたつもりですが、見事に留年してしまいました。(うちの学部は試験が難しく、全体の50%は留年しちゃうんですよ!自分の名誉のために言いますけど 笑)

 

3近況    

 

まさか二留なんてとんでもないので、前より真面目に勉強しています。司法試験に合格するためにはだいたい8千~1万時間の勉強が必要なのですが、途中で心が折れて、諦めてしまいました。なので今は勉強と並行して就職活動もしています。第一志望はテレビ局です。志望している理由は、最も人の世界を拡げられるのはテレビだと信じているからです。いまの日本のテレビは、あまり笑えない芸人が1~2分の芸を披露しては次の芸人へ、といったゴングショーや、ブームに乗っかったクイズ番組ばかりで、心惹かれるものがありません。だから、僕がテレビを変えてやろうと息巻いているところです。まぁ、テレビ局の採用も数万人受けて採用は20~30人という厳しい世界なんですけどね。

 

4後輩へのメッセージ    

  僕が強く思うのは、とにかく、色んなことにチャレンジしてほしいということです。皆さんはイギリスで暮らしている時点で、かなりラッキーだと僕は思います。英語が話せるようになるという点ではもちろんですが、普通に日本で暮らしていればできないような経験が、日常の中にゴロゴロしているからです。皆さんが過ごしている一日一日が、将来の大きな宝物に化ける可能性を秘めています。まぁ、でもそんな小難しいことは考えずに、今は勉強もちゃんとやって、あとは色んな友達と思いっきり遊んでほしいと思います。自分のために開いてくれた誕生日パーティーを全く憶えていなかったり、何でもない昼休みに友達とお弁当を食べながらおしゃべりしていたことをずっと憶えていたり、何が思い出に残るかわかりません。どこかに出掛けるのも、いっぱいおしゃべりして笑い合うのも、時にケンカしてしまうのも、すべてが宝物になること間違いなしです。皆さん、ウェールズでの生活を満喫してくださいね。