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先輩インタビュー26 星啓太君
1. 滞在期間
小学校1年生の入学式から中学校3年生の卒業まで通っていました(1994年~2003年) |
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2. 近況
2011年8月にウェールズに里帰りして、その時に9年ぶりにウェールズ補習校に訪問させて頂きました。ちょうど始業式の日で、お世話になった先生に会うことができて嬉しかったです。ただ、中学校の時に使われていた校舎が使われていないのを見ると、ちょっとだけ寂しい気持ちになりました。その時に田口先生に「先輩インタビュー、2回目書かない?」とオファーを頂き、今回が2回目となります。先輩インタビューは以前に第10回目に書き、そこではウェールズから帰国して大学に入ってからの生活について書いたので、今回は大学・大学院生活での経験について書きます。 2006年から上智大学の電気電子工学に入学しました。入学と同時に体育会アイスホッケー部に入部し、学業との両立に苦労しながらも4年間最後までやり抜きました。大学院に進学したいと最初から考えていたので、部活に打ち込みながらも成績もしっかり取るようにしました。アイスホッケーは初心者ですが、部活に入部した理由として、①ウェールズにいる時にCardiff Devils VS 日本代表の試合を生で観て面白いと思ったから。②アイスホッケーは今しかできないスポーツ、社会人になってからでは厳しいスポーツだと感じたからです。 日本の大学では、最初の3年間に授業で数学、物理、プログラミングなどの基礎を勉強し、4年生からは成績をもとに研究室に配属されていきます。成績もしっかり取っておいたおかげで、希望する研究室に入ることができました。大学院はそのまま研究室に残り、さらに2年間研究していく流れになります。現在は修士論文に向けて研究の最後の追い込みどころです。 研究室に配属されてから、ウェールズに住んでいた時に培った能力を思う存分発揮しています。学部時代は授業がすべて日本語で行われ、帰国子女としてのメリットはあまり感じられませんでした。ただ、研究室に配属されてから、論文の読み書きや、国際学会で発表する時など、これらはすべて英語で行われます。特に学会で海外に行くと感じることが、研究者や技術者の世界の共通語は英語だということです。研究者、技術者として最も大事なのが、「考える力」や「理論的考察」ですが、それを世界中に伝えるツールとして英語は必要不可欠です。また、ウェールズと日本の2カ国で長い間暮らしていたおかげか、他の人達よりも対応力がついたと思います。まずは他の人達の意見などを受け入れてから、自分の意見を言うように心がけています。自分と違う意見が出てきたりすると、「嫌だな・・・」とか思わずに、「面白い考えだな」と感じます。なので、学会など様々な考えを持った人と交流することができるとワクワクします! |
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3. これからの予定
来年から父親と同じ電機メーカーにエンジニアとして就職することが決まりました。将来的には世界中で活躍できるエンジニアになりたいと思い、海外でも幅広いフィールドが整っている今の会社を選びました。 |
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4. 後輩へのメッセージ(心配ごとや悩み事のQ&Aなども含め)
私がウェールズ補習校の後輩に伝えたいことが「今ある時間を大切に、そして楽しんでほしい」です。ウェールズにいると分からないですが、海外に住むことは、貴重な人生経験になります。平日は外国人と一緒に授業を受けて、土曜日には日本人だけの環境で国語や日本式算数・数学を学ぶことは、普通に日本に住んでいる人では体験できないことです。周りの友達からは「なんで俺は帰国子女じゃないんだ」など言われ羨ましがられます。 現地校に加えて補習校の宿題があると、大変だし、面倒と思う時もあると思います。 ただウェールズにいる時間は今しか体験できないのことなので、楽しんでください! 楽しむことができれば自然と仲の良い友達もできて、ウェールズから離れてもFacebookやSkypeで連絡を取り合って、一生の付き合いができます。私の場合は、2010年の3月にウェールズでの親友2人が日本に遊びにきてくれました!これもウェールズにいた時の生活を楽しめて、良い友人と巡り合うことができたからだと思っています。 色々と悩みごとはあると思いますが、今の時間を大切にして、楽しんでください!
ウェールズ補習校を訪れた時に聞かれた質問をいくつか載せたいと思います。 Q1. ウェールズにいる時に、日本の勉強はしていましたか? A1. 基本的には補習校での授業と宿題しかやっていませんでした。通信教育の赤ペン先生を小学校低学年の時はやっていましたが、長続きはしなかったです・・・ICU高校は現地校での成績を重視して見られるので、現地校でできるだけ良い成績を取るようにしました。
Q2. ウェールズにいる時に何か特別なことはしましたか? A2. 特別なことは何もしてないです。普通に現地校に通って、仲の良い外国人の友達と遊んでたぐらいです。
Q3. 日本に帰ってから苦労したことはありますか? A3. 自分が想像していた以上に日本語に苦労しました。小学校1年生から中学校3年生までウェールズに住んでいたので、自分の中での第1言語が英語になっていました。ICU高校に入学してから一般生との日本語力の差にショックを受けたのを覚えています。(2011年10月) |
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