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遠足(20089


 

今年は、ランカイッヒファウル領主館に行きました。ここは、中世の館です。案内の人が、当時の使用人の服装で、その人になりきって部屋の説明や日常生活について話してくれます。そうした話を先生たちが通訳するのを、どの生徒も興味深く聞いていました。そして「罰を受けるような悪い人は、何人くらいいたのか」「朝は何時頃起きるのか」などの質問をしたり、子どものおもちゃやバイオリンのような楽器を、実際に試してみたりしました。当時はレディーファーストではなく、危険から女性を守る役目があるので、男子から先に入室するとか、
12歳になるまで、大人のようにいすに座ることはできなかったといった話は、初めて知ったのではないでしょうか。私たちも男子が女子を先導し、各部屋のいすは、大人に譲り児童は床に座って話を聞きました。ご家庭では、どんな歴史話が報告されましたでしょうか。

今回は、マイカー同行のご家族がいてくださり、大人の目が多く安心でした。松浦先生のご家族と日本からのお友達もお出でになり、自由時間に赤ちゃんのアイノちゃんの周りに児童の輪ができていたのも、ほほえましい光景でした。雨がぱらつき、お弁当は室内で食べましたが、食後は、先生たちも一緒に、原っぱでドッジボールや大縄をして遊びました。ひとしきり遊んだ後、ふと気がつくとアイノちゃんの周りにまた児童の輪が。高学年の女生徒が、いとおしそうにアイノちゃんを抱っこしています。その時アイノちゃんが、女生徒の洋服の腕に少しだけもどしてしまうというハプニングがあったのですが、全く動じません。感心しました。すぐそばにいたご家族にアイノちゃんを預けると、あわてることなく、トイレに走っていきました。

 課外活動は、生徒の新しい一面を垣間見せてくれます。こうした機会は、先生と生徒、生徒同士のコミュニケーション作りにも役立ちます。貴重な一日でした。(田口)