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学校ニュース(2005年9月)
サマースクール(8月18,19日)
今年度で10回目となったサマースクール。全校生徒数が減ったため、参加者数は38名(60%の参加率)だったが、今回は日本から元生徒4名(小、中、高、大学生)の参加があり、なつかしい再会となった。また夏休み中に英国に遊びに来たいとこを同伴した生徒がいたり、日本語を習っている英国人中学生の特別参加もあった。
サマースクールでは、書道や工作など普段の授業日にはできない活動と取り組んでいる。また縦割り班を作って、友達の輪を広げることも目的の一つだ。
今年度は、朝の2コマ(1時間×2)を使って、「工作要素を盛り込んだ地理の学習」を行った。これは交通手段別(徒歩、車、電車)に3つのグループに分かれて、理想の都市計画を考え、それを摸造紙の上にあき箱を使って、実際に組みたてていくという活動だ。最初に、教師側で山と川を設定しておく。教師の一人が、山の模型を各グループに2個ずつ合計6個作ってきてくれた。発泡スチロール を山の形に削り、その上に紙を貼って、緑色に着色した物だ。この山が生徒たちには好評で、山の上に展望台を作ったり、ロープウェーで二つの山をつなげてみたりと、さらにアイデアが広がった。また、都市毎に「自然に優しい町」などのようにキーワードを決めて、都市に不可欠な施設(スーパー、市役所、駅)や工場、公園などを加えていく。自分たちの家は、各自で自由に作って、住みたい場所に配置した。最後に、完成した都市を展示して、どこをどのように住みやすく工夫したのか、高学年の生徒が発表した。大きな作品であるにもかかわらず、これを自宅に持ち帰った小2児童もいた。
次に、科学の実験(90分)を行った。水の表面張力について、「アメンボがなぜ沈まないのか」を出発点に、3つの実験を行った。最初にグラスいっぱいに水を入れ、この水が縁からこぼれるまでに、いくつガラス玉が入るか調べた後、モールと針金でアメンボを作って浮かせてみた。最後に洗剤を入れるとアメンボが沈むことから、「アメンボにはきれいな水が必要だ」ということを確認した。そして石けんで動くボート(薄いスポンジを小さく切って作ったボートの後ろに、石けんをつけた物)を作った。
調理実習のメニューは、「エビのピラフ、ポテトのニョッキ、フルーツサラダ」だ。調理実習は、メニューの相談、レシピの作成、生徒の監督・指導とすべて、母親ボランティアが担当している。今回25名のお母様方の協力があった。子供たちは、この調理実習を最も楽しみにしていて、中にはサマースクールの後、家で同じ料理を家族のために作ってあげる児童もいて、家族に喜ばれている。
1日目の午後は、習字だ。
 
二日目は、選択コースで、今年は、3つのコース(折り紙細工、切り紙細工、絵)を用意した。そして、放課後は、1時間のスポーツタイム。大縄やサッカー、バレーボール、芝生遊びなど、自由に遊んだ。
天気に恵まれ、楽しい二日間となった。サマースクールは、教師にとってもいろいろな学年の子供たちと接することができる楽しみがある。毎年、プログラムのアイデアを出す苦労はあるが、同時に様々な学びの機会を提供するという一つのチャレンジでもある。これからも有意義なサマースクールが続くことを願っている。(田口)
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