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補習校パイオニアの皆様へ

補習校保護者 母 (2003年渡英)

かねてより、補習校パイオニアの皆様に、どんな形であれ感謝の気持ちを伝えたいと思い、ペンをとることにしました。
 私が主人、娘と共に補習校へ初めて参りました時、いったいここは事務所なのか、廃屋なのかなんなのだろうと、とても不思議に思いました。まだ現地校も日本人会についても、何も知りませんでしたので。その後、補習校のお当番をしながら、カーディフに長くお住まいの方々にお話を伺いました。運動会にいたっては、準備の段階で出てくる、どれも手作りの道具にどれほど感激したことでしょう。図書室そのものと本の数、図書カード、先生方の手作りプリントやお茶セットなどなど、どれをとっても私が補習校へ来た時には、すでに当たり前のようにありました。お当番の仕事も、毎回マニュアルどおりに何もかもができあがった状態でした。
 運動会の準備をきっかけに、この状態になるまでの補習校に興味を持ち、再び「カーディフに長い方」と当番で一緒になった際、話をし、よくここまでにしていただいたものだと、しみじみ感激しました。補習校は物も歴史もすべて手作りなのですね。こういった手作りのありがたさや、補習校を造り、育ててきて下さった方々への感謝の気持ちを忘れず、常に伝えようとしている田口先生。私は、つい初心を、あの運動会準備の日の感動を忘れ、近年は作業が大変だと運動会の簡素化意識?にとらわれることさえありました。
 しかし、こうして皆様への気持ちをお伝えできる機会を持つことで、改めて考え直すことができました。皆様には本当に頭が下がります。補習校をこれまでにして下さり、どの生徒も毎回、笑顔いっぱいで過ごしています。先生方、皆様、本当にありがとうございます。
 もう一つ、ある方の代わりに、私がお礼をお伝えします。あたり屋さんのあさのさんという方なのですが、個人的にご家族とお会いすることがあり、その時からいつもいつも、一人の方にお礼を伝えたいと言っていました。お名前をあさのさんからは聞いていましたが、私が忘れてしまい、申し訳ありません。ともかく、カーディフ方面への販路と口こみのお客様集めに力になって下さったお母様だそうです。あたりやさんは、今はもう来られなくなりましたが、いつも私にそう言って、カーディフに最後に来られた時も、大変感謝していると言っておられたので、皆様の中にもし思い当たる方がいらっしゃったら、どうか受け止めて下さいませ。
 今回、初心を思い出し、補習校、日本人会、数々の補習校パイオニアの皆様、一緒に歴史を歩んできてくださった先生と生徒さん、皆々様への感謝の気持ちを新たに致しました。ありがとうございます。
 皆様と皆様のご家族のご健康、お子様の益々のご活躍をお祈り致しております。

2007年3月17日