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宝塚歌劇団 雪組で活躍中の聖河椋(せいがりょう)さん
2008年3月18日


補習校の掲示コーナーの一角に、聖河椋さん紹介コーナーがあります。
お正月に届いたブロマイドの拡大コピーや舞台のプログラムを置いて、皆さんに見ていただいています。そして、新しい方
を補習校にお迎えする度に、「本校で小6で担任した元生徒なんですよ」とご紹介できるのが、私の楽しみでもあります。

2004年から舞台に立つ聖河椋さんの「ウェールズ補習校聖河椋さんファンクラブ」を、自称「宝塚;歴40年」という星紀子
さんと一緒に作ってから、はや4年。「いつか一緒に雪組観劇を実現したいですね。」と約束をしたものの、一時帰国と公演
の日程がうまく合うかどうか、イギリスに住む私にとっては、将来の夢でした。ところが、そのチャンスは、思ったよりも早く
訪れました。春の一時帰国と東京公演の日程がみごとに合ったのです。星さんから、雪組東京公演の日程をお聞きした時は、
小躍りしてしまいました。

 それまでに私が、宝塚歌劇を観たのは、一回しかありませんでした。大学時代、大阪に住み、ベルバラの大ブレークにも
かかわらず、宝塚歌劇を見に行く機会は、全くありませんでした。卒業後、故郷の四国で中学教師になり、関西方面への
修学旅行の引率をした時に、初めて宝塚歌劇を観ました。しかし、同僚の先生の具合が悪くなり、医務室に付き添っていたので、
舞台は全部観られませんでした。それに、生徒達の引率として、気が張っていたこともあり、舞台を楽しむゆとりはありません
でした。しかし、とても華やかな舞台だったことは、とてもよく覚えています。

 今回、観劇したのは、ラブロマンス「君を愛してる」とショーファンタジー「ミロワール、鏡のエンドレス・ドリームズ」です。
星さんから、時々お聞きしていたお話は、本当でした。「宝塚の舞台を観ていると、本当に夢の世界で、キレイでいいですよ。
宝塚の舞台を観慣れてしまうと、他の舞台は何て衣装がチープなの、何で衣装がずうっと同じなの、と文句が出てしまいます。
やはりあれは、生で観ないとダメです!テレビでは良さが出ないです。」

 水夏希さんと白羽ゆりさんをトップスターに、組子約70人が作り出す華麗な舞台。大富豪のお別れ会の第一幕から、
聖河椋さんが列席者の一人として登場。星さんのオペラグラスを借りなくても、たぶんあれが、聖河椋さんだと分かりました。
その後、アコーディオンを持って、一人で舞台に出てくる場面があり、ああ、あれあれと星さんと大喜び。1時間半の舞台が
終わると、休憩。その後は、歌とダンスのショーです。神秘的な鏡の世界に、ひきこまれました。全員がそろった水色やピンク色
の華やかな衣装が登場する中、圧巻だったのは全員がゴールドの衣装で踊る場面でした。ショーはもちろん、衣装のすばらしさ
には、本当に目をみはりました。最後から最後まで、きらびやかな夢の世界でした。

 公演が終わると、劇場の前でお目当てのジェンヌさんごとにお揃いのグッズを身に付けたファンがずらりと並んでいます。
「すごいでしょう」と星さん。舞台が終ったトップスターさんを始めとするジェンヌさんたちが出てくるのを待ち構えているのだそう
です。舞台の感想などを書いたファンレターを手渡したいとがんばる熱烈なファンが多いそうです。

 翌日の水曜日は、休演日です。聖河椋さんが時間をとってくださることになり、和食レストランで、ランチをご一緒しました。
私も2年ぶりに聖河椋さんにお会いできるのが、とても楽しみでした。その日の聖河椋さんは、ジーンズにロングブーツ。
相変わらず細身で、すらりとした長身と姿勢の良さが際立っていました。お食事も全部きれいに召し上がり、受け答えも
礼儀正しく、さすがは礼儀とマナーに厳しい訓練を積み重ねてこられたジェンヌさんだと感心しました。かといって、すました
ところは全くなく、補習校の先生と元保護者の私たちにとてもうちとけてくださり、楽しいお話ができました。休演日の過ごし方
や衣装のこと、普段の食事など、「ジェンヌさんと話をするのは、初めて。」と星さんも興味津々で、いろいろな質問をしていま
した。

 日々、歌とダンスのトレーニングに努め、健康管理にも気を使っているそうです。さすがはプロ。そして舞台の上から、主人の
リチャードさんに気がついたという言葉にも、びっくり。舞台から客席がよく見えるそうですが、そんな気持ちの余裕がよくある
ものだとこれまた感心してしまいました。

 レストランの前で、記念写真を撮り、「またお会いしましょうね。」とお別れをしました。お辞儀をして去っていく後姿が、さっそう
としていて、とてもかっこよかったです。これからもさらなるご活躍を、応援しています。(記 田口知子)