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30回海外子女文芸作品コンクール 入選作品

作文部門 佳作


ぼくのふしぎな親友
小4 粟田直史

 ぼくには、ゲッライトというふしぎな友達がいます。それは、どんな友達かをこれから説明します。

 ぼくは去年の四月四日に、初めてイギリスに来ました。そしてげん地校には四月十日から行き始めました。その時には、まだゲッライトはいませんでした。

 五月にゲッライトも、ぼくと同じように転入して来ました。ゲッライトに対してさいしょのイメージは、落ち着きがなくて、ぼくにとっては、少し苦手なタイプでした。だから、ゲッライトとはあまり遊ばないようにしていました。たとえば、ゲッライトがぼくに「何かをかして。」と言ってもかさなかったり、なるべくいっしょに遊ばないようにしていました。

 六月のゲッライトのたん生日に、しょう待されても、行くか行くかないか、まよっていました。でも、マッフィユとのジョイントのたん生日会だったので、行くことにしました。

 イヤー4になってからは、ぼくのゲッライトに対する気持ちがかわりました。それは、ゲッライトが、ぼくが困っている時に、助けてくれたからです。それは、休み時間のことでした。ぼくがクラスの友達とサッカーをして遊んでいる時に、意地悪をされて、一人になってしまいました。その時に「いっしょに遊ぼう。」とやさしく声をかけてくれたのが、ゲッライトでした。

 遠足の時にぼくの分のジュースを持ってきてくれたり、ゲッライトが大切にしていた物で、「ライトセイバー」というマグドナルドのおまけをくれたりしました。また、ぼくが、ふで箱をわすれた時にも、ペンをかしてくれたりしました。いろいろな出来事が、ゲッライトとぼくとの間でありました。

 ぼくは、今ではゲッライトがいてくれて、よかったなあと思っています。そしてゲッライトに対して、最初にイメージを決めつけてしまったことに、「悪かったなあ」と深く反省しています。ぼくがイヤー3の時に、ゲッライトにやさしくしていなかったのに、ゲッライトがぼくにやさしくしてくれたので、ふしぎな親友だなあと思いました。ぼくも、それからはゲッライトが困っている時には、同じようにふで箱を持ってきてあげたり、ゲッライトがさびしそうに一人で遊んでいる時には、声をかけてあげたりしようと思っています。

 ぼくは、ゲッライトと出会ってから、他に困っている友達を助けてあげたりできるようになりました。ゲッライトは、ぼくの気持ちを大きくかえてくれた、ふしぎな友達です。

 短歌部門 佳作

*ハローウィンでガイコツ仮面に変身だなく子もだまるきょうふの仮面       
 小6向江大樹(帰国)

 俳句部門 優秀

*ハロウィーンまじょになったらとべそうだ  小2田中ひな
*ともだちがおばけにかわるハローウィン   小3長谷川きくちよ
*まちがえて五年と書いた新学期       小6荒尾宗睦

俳句部門 佳作

*夏の雲ワニが魚を食べている        小3漁野あかり
*妹がかみで作ったおひなさま        小4緒方ゆい
*夕焼けはすべての物を金色に        小6向江大樹
*春風を突っ切っていくコースター      中1大辻哲平