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第27回海外子女文芸コンクール入賞作品

短歌の部
日販アイ・ピー・エス賞

学校から帰る時間はもう暗い
ツリーの電気がぴかぴか光る
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小5 ヴィルト太郎

松下電器産業賞

かきぞめはふとくかいたりはらったり
ほそくかいたりおもしろかった
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 小2 ジェームス ジョーイ

佳作

冬休み父に会うため降り立った
プラハ空港一面の雪
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中1 土山真奈

佳作

雨の日に仲良しトリオの絵を描いた
私とジョージャとアンウェンちゃん
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中1 阿部真澄

佳作

さわやかな秋の風にゆれている
ジョニーとジョンのアフロヘアー
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中3 水穂優太(帰国)

 

俳句の部
松下電器産業賞

冬時間お日さま少しさむそうだ  小5 伊藤聖

特選

一つも出さず一つも来ない年賀状  中3 岩本さなえ

優秀

雪だるま兄と作った宝物  小6 山本拓磨

運動会チーターみたいにかけぬける   小6 春吉遼太郎

北風が子を呼ぶ父の声運ぶ    中3 安田泰

佳作

サンダルもどろだらけだよにわあそび   小2 ジョエット美毅

夏の空ひつじみたいなくもがくる      小3 ヴィルト歌子

ハローウィンだれも来なくてつまらない  小5 水穂 このみ

水たまりかがみのようにこおってる   小5 横山隼一

お年玉もらったその日に消え去った   中3 水穂優太

 

作文の部
優秀

しっぱいしても

小5 横山隼一

学校で友達のジョシュとサッカーをしていた時のことでした。ぼくはジョシュのけったボールを思わずとめてしまいました。そのまま止めなかったら、うまくゴールに入ったかもしれません。しまったと思い、ボールをけったジョシュの方を見ました。「どけよ。」ジョシュは、ぼくに大声で言いました。
 ぼくは、わざとやったんじゃないんだから、そんなにおこらなくてもいいのに、と少しいやな気持ちになりました。それで次の休み時間は、サッカーをしませんでした。でも少し時間がたって、いろいろ考えてみると、サッカーをしないのもつまらないし、このままはいやだったので、失敗してもいいから、もう一度やってみようかなという気持ちになりました。
 次の休み時間、さっきぼくにおこったジョシュが
「サッカーやる。」
とさそいに来ました。ぼくは、少しまよったけれど、よしやってみるかと思いました。そとてプレイ中にもぼくは1点ゴールを決めました。その後、ジョシュにナイスパスをして、今度はかれがゴールを決めました。
「ラブリーパス。」
ジョシュがぼくに言いました。とてもうれしかったです。いやな気持ちをわすれ、すごいプレイができて、うれしい気持ちに変わりました。
 失敗はだれでもすることです。失敗したって落ちこまないで、次にまたがんばればできることだって、いっぱいあると思います。失敗して学ぶこともあります。ぼくはサッカーで失敗したことで、ジョシュのやさしいところをみつけました。ぼくが失敗しても、またいっしょにサッカーをしようとさそってくれたし、「ラブリーパス」と言ってくれたからです。でももしぼくがそこで、もう一度トライする気持ちになれなかったら、ぼくはいやな気持ちのままだったでしょう。それにジョシュのこともきらいになっていたかもしれません。
 失敗は悪いことではありません。大事なのは、失敗しても負けないで、またトライすることだと思います。ぼくはサッカーをして、とても大事なことを学びました。明日もジョシュとサッカーをしたいです。

佳作

ぼくのともだちジェイコブ 

小1 にしおりく(帰国)

ぼくがいっているがっこうは、ラニッシェンバッハプライマリースクールです。ぼくのクラスは、25にんです。
 さいしょぼくはプレイタイムが、きらいでした。それは、ともだちがはなしていることがわからないし、いっしょにあそびたくても、なんていえばいいか、わからなかったからです。
 ぼくはつまらないので、いつもひとりでベンチにすわっていました。プレイタイムなんてないといいのに、とおもっていました。 みんなは、おにごっこみたいなあそびで、たのしそうにあそんでいました。たのしそうでいいなあとおもいました。
 2しゅうかんぐらいたつてから、ジェイコブがぼくのところにきて、てをひっぱってさそってくれました。ぼくはおどろきました。ジェイコブは、かみのけがきんいろで、目は青い男の子です。どこかにつれていくときは、いつもてをひっぱってくれます。はじめてジェイコブといっしょに、おにごっこをしました。やっとみんなのなかまにはいれたとおもいました。
 いまはじぶんから「いっしょにあそんでいい?」といえるようになりました。ぼくは、ジェイコブがだいすきです。