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補習校便り 2008年12月



一日一日を大切に
     

田口知子

 11月のコーヒーモーニングは、お子様が日本の小学校に体験入学された方のお話からスタートしました。上履き、給食、掃除などに見る日英文化の違いや、最近の小学校での英語活動について報告してくださいました。現在の小学校英語は、ほとんどが総合学習の中で行われていて、地域や学校によって、時間数や活動内容に差があります。2011年の学習指導要領の改訂で、教育課程上の位置づけが変わります。総合学習の時間外に、小学校5,6年で週1コマ(年間35時間)程度、教科としてではなく実施されるようになります。国際理解教育というよりも、言語教育としての色彩が強まりそうです。

 補習校の生徒は、現地校に通学しているので、自然に英語力を身につけていくことができます。しかし、高学年では、学習英語のレベルが高いので、慣れるまでの苦労は大変なものです。試験さえ受けさせてもらえないことを悔しく思い、級友に追いつこうと奮闘している様子をお聞きして、言葉のハンディを言い訳にしないところが立派だと感心しました。大人でもできないことを、子供たちは精一杯がんばっています。ともすれば、親子でくじけそうになることもあるでしょう。できるだけ、子供をほめてあげること、時々リラックスできる時間をとり、メリハリをつけて一日一日をがんばっていくことが大切だろうという話を、みんなでしました。(続く)


バザーが大成功

田口知子

先週のバザーは、皆さん総出でご準備くださり、心より感謝申し上げます。収益結果は、後ほどご報告しますが、約£
1500にもなるそうで、驚いています。秋のバザーならではのお菓子コーナーでは、ずらりと並んだお菓子の一つ一つに、愛情があふれていました。小さなシールに「おいしいうちに食べてね」と書いてあったり、千代紙の箱に入っていたり、優しい心遣いを感じました。子供たちの笑顔がいっぱいのバザーの日。学校活動にも潤いがもたらされ、かけがえのない一日でした。(12月6日) 

捨てられない宝物

田口知子

 大学生になった元生徒達が、補習校を訪ねる時は、「ぜひこれが見たい」という楽しみがあるようです。田中健太郎君の場合、それは過去の学校文集でした。引越しの時に、どこかにしまいこんでしまったので、文集が保管されていれば、小学生の時の作文をぜひ見たいと言います。そこで、古い文集の中から、小2から小6までの作文を見つけて、コピーしてお渡しすると、「へえ、こんなことを書いていたのかあ。」田中君は当時の自分を、いとおしく感じている様子でした。

 先日のコーヒーモーニングでも、学校文集の話が出ました。今回は、高学年の保護者の方が多かったので、現地校の勉強が大変であることや、子供を見守る保護者の思いについて、語り合いました。そして、親子でくじけそうになると、過去の文集を読んで元気をもらっているという方のお話が続きました。「文集を読むと、みんな、同じようにがんばっていることが分かるので、子供にも読ませたいです。それに今の先輩達が、小学生の時に書いた作文を読むことができて、おもしろいです。」その日の放課後、図書室の文集コーナーをふと見ると、冊数が少なくなっていることに気がつきました。借りてくださる人がいることを知って、うれしくなりました。文集が、これからも学校のお宝でありますように。

 お宝といえば、こんな物も。今回のコーヒーモーニングには松井先生も来てくださって、「代講に入った時に、お子さんが描いてくれたのですが。」とその保護者の方に、手帳を広げて見せてくださいました。それは黄色い付箋紙に描かれた松井先生の似顔絵でした。松井先生がご参加くださると、こうした「こぼれ話」が楽しみです。「松井先生も、捨てられないのですね。」と私。実を言うと、私も以前、小1の児童が付箋紙に描いてくれた似顔絵を、今でも大切にとってあるのです。たぐちせんせいへという言葉も書かれていて、とても気に入っています。教師にとっては、こんな物でも捨てられない宝物なのです。元気をくれる宝物です。(12月13日)