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>>>メニューページに戻る 補習校便り 2009年3月
学習発表会を終えて
田口知子
学習発表会が無事に終了しました。出し物はクラスで相談して決めます。その相談を、教科書の「話し合い」の単元の学習に位置づけて行う場合もあります。みんなが協力しあって発表できるか、一人一人が意欲的に取り組めるか、先生たちの方でも知恵を絞り、工夫し、子供たちを導いています。ですから、発表会が終わると、先生たちもほっとします。「一年生は舞台に立っているだけでかわいらしくて、毎年、この一年間の成長ぶりに感動する。」「練習の時には、あまり声が出ていなかったのに、本番はとてもがんばっていて、うれしかった。」「みんな、暗唱してきていて、驚いた。」「芸達者な一面があることに感心した。」など、先生たちの間でも、発表会の後はいろいろな感想で盛り上がります。
「学習とあるので、勉強という堅いイメージがあったが、このようにみんなが楽しめる発表会だということを、初めて知った。大人でも知らないことわざが登場するなど、とても勉強になった。奥の細道もおもしろかった。」と日本人会理事長の春名様もコメントをくださいました。カーディフ大学で日本語を教えるロディスさんも、「楽しい出し物でいながら、学習した中身が根底にあるところがいいですね。」と感心されていました。
一人一人の子供たちが、本当に一生懸命でした。幼児部の子供たちも健気にがんばっていて、心が熱くなりました。そんな子供たちの姿に、私も元気をたくさんもらいました。
保護者の皆様には、ご家庭での練習や小道具の準備面で、助けていただきました。当日も、地図を持っていただいたり、パソコンを操作していただいたりと、お父様方にも、助けていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。また設営担当企業の皆様には、校舎移動に伴って機材の運搬・管理というご不便までおかけしました。早朝からの会場準備に、多くの皆様が関わってくださいました。御礼申し上げます。補習校の教育活動は、保護者や日本人会の皆様に支えられています。そうした協力支援の体制がしっかりできている現場で仕事ができることを、教職員一同、幸せに思っています。これからも、どうぞよろしくお願い致します。
フォーマルな場で発表をする経験は、子供たちの自信や達成感につながります。これからも、いろいろな題材を、声に出して読んだり、耳で聞いたり、体全体で表現したりすることで、言葉の感覚を磨いていきましょう。
(2009年3月7日)
卒業、修了おめでとうございます
田口知子
補習校にとって、第27回目の卒業式・修了式をむかえました。小学6年生、中学3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
この一年間、小学校、そして補習校の最高学年として、皆さんがいろいろな場で活躍する様子を見てきました。合同授業や遠足などの学校行事では、リーダー役を担ってくれました。またハンドベルクラブの活動では、優しく下級生をリードしてくれました。遊び時間やスポーツクラブでは、とても楽しそうでしたね。学年の差を忘れて、みんなが仲良くなれたことでしょう。学習発表会では、観客を楽しませてくれました。特に中学三年生は、二人だけのクラスだったにもかかわらず、工夫された内容で、細かく準備をし、全力を出し切った発表でした。私にとっても、思い出に残る発表会でした。
もう一つ、私が感心したことがあります。それは、文集に書かれた皆さんの作文についてです。今年度の文集は、テーマが「友達」でした。どんな題材で書こうか、あれこれ考えたことでしょう。小6の大辻君は、日本の友達と別れるにあたり、「自分の立場に立って、励ましてくれる友達がいてよかった。」と言い、また来年再会すると約束することで、別れを前向きに乗り越えることができたそうです。山内さんは、イギリスに来て、友達の大切さが分かったそうです。そして「一度別れを経験しておいて、よかったと思う。」と言う言葉は、宝物のような言葉だと思いました。中3の阿部さんは、「ありがとう」の題名で、「友達が思いやりを教えてくれた。」と友達へ感謝の気持ちをつづりました。「自分もそうありたい、そうすれば高校生活も楽しいものになるだろう。」と言う言葉に、これから日本の高校で寮生活をする阿部さんの勇気を感じました。土山さんは、韓国旅行を通して、過去の歴史をしっかりと見つめ、時事問題にも関心を持ち、「日本にとって距離的にも民族的にも一番近い韓国は、日本の大切な隣人だ。」と、国同士の友好関係について考えました。
皆さんは、とても貴重な体験をし、その経験を通して人としてとても大切なことを学び、成長しています。そのことを、誇りに思います。これからも、自信を持って、前進してください。本日修了式を迎えた皆さんは、四月から学年が進級します。とても楽しみですね。皆さんも、先輩のすごいな、すばらしいなと思うところは、見習って、皆さんがひきついでいってくれるようにと願っています。
保護者の皆様には、この一年、参観日や学校行事のサポート活動、懇談会、授業への協力などに積極的に参加していただき、ありがとうございました。またご家庭での学習支援につきましても、講師一同、心より感謝しております。これからも、お子様の成長を応援し導いていきますので、これからも温かいご協力をよろしくお願い致します。
(2009年3月21日) |